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中世の鏡

年号のほられた鏡
年号のほられた鏡(拡大)
年号のほられた鏡(拡大)

年号のほられた鏡

 鏡が作られていたのは古墳時代に限ったことではありません。中世に作られた鏡が見つかることもあるのです。見つかった場所がはっきりとはわかりませんが、玉祖神社[たまのおやじんじゃ]に納められている鏡を見てみることにしましょう。
 玉祖神社には3面の鏡が納められています。そのうちの1面は、たくさん巴文[ともえもん]がある中に「一宮玉祖神社奉施入僧命俊敬正平十一年丙申歳」と作られた年号がほられています。「正平十一年」は1356年にあたり、南北朝時代のはじめ頃です。
 他の2面は八稜鏡[はちりょうきょう]という、八角形の鏡です。このうちの1面をよく見ると、中央に亀がほり出されています。また、もう1面は鈴といっしょに見つかったと言われています。いつごろのものかははっきりとしませんが、2面とも平安時代よりも後につくられたものでしょう。
亀のほり出された八稜鏡
亀のほり出された八稜鏡

いっしょに見つかったと言われる鏡
いっしょに見つかったと言われる鈴
いっしょに見つかったと言われる鏡と鈴

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